伊万里警察署の紹介

伊万里警察署は、明治10年に伊万里巡査屯所として開所し、明治16年に唐津警察署伊万里分署が創設され、翌明治17年に分署の廃止に伴い、伊万里警察署と定められました。その後、昭和23年に警察制度改革に伴い自治体警察署として、伊万里町に伊万里警察署、山代町に山代町警察署が設置され、昭和26年に自治体警察制度の廃止により、伊万里町・山代町の両警察署が合併して国家地方警察伊万里地区警察署と改称されました。

そして、昭和29年7月の警察制度改革により都道府県警察となり、伊万里警察署と改称されました。平成4年に現庁舎がある伊万里市二里町八谷搦に新築移転した後、平成18年に警察署再編整備により有田警察署を統合し、現在に至っています。

伊万里警察署は佐賀県の西北部に位置し、伊万里市及び西松浦郡有田町の1市1町を管轄し、東は武雄市、西は長崎県松浦市、佐世保市、南は長崎県川棚町、北は唐津市に隣接している県境の警察署です。

伊万里市は東西25km、南北20kmの馬蹄型地形をしており、伊万里湾を国見山系、青螺山系が囲み、これら山岳に源を発する有田川、伊万里川などが伊万里湾に注いでいます。

一方、有田町は、四方を山に囲まれ中心部を流れる有田川に沿って市街地や農村が形成されており、平成18年4月の市町村合併により旧有田町と旧西有田町が合併し有田町となったもので、伊万里市、有田町とも豊かな自然に恵まれ、伊万里焼、有田焼に代表される焼き物の産地としても有名なところです。

また、平成23年11月には、国土交通省から伊万里港が、ロシアや中国との貿易・観光を促進するために整備を支援する「日本海側拠点港」として指定されるなど、今後、国際港としてますますの発展が予想されます。

この伊万里市と有田町の安全・安心を実感できる地域社会の実現に向けて、伊万里警察署本署のほか、3箇所の派出所・交番(有田幹部派出所、伊万里中央交番、立花台交番)と17箇所の駐在所で治安維持に努めています。

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