進学・進級時における少年の非行・犯罪被害防止

春休みから新学期にかけての期間は、進級・進学、就職など、子どもたちの生活環境が変化する時期です。
この時期は、新たな環境への不安や春休みの浮き足だった気分などから、タバコを吸ったり、夜遊びをする子どもが増加する傾向にあります。
子どもの中には、遊ぶお金が欲しくて非行に走ったり、性犯罪の被害にあうケースもあります。
◆子どもの非行を防止するために・・・
子どもたちが非行に走る原因は様々ですが、孤独や不安を感じているなど、心が不安定なときに非行に走ってしまうことがあります。
家庭での会話を増やし、子どもの生活の変化や子どもが抱える悩みに注意を払い、子どものシグナルを見逃さないようにしましょう。
子どもの言動の変化に気づくには、日ごろから、挨拶や会話に心がけ、子どもの行動、服装、持ち物、帰宅時間等に関心を持つことです。
言動の変化に気づいたら、すぐに対処しましょう。
◆犯罪被害防止と有害環境の浄化
子どもが自分の裸の画像をスマートフォン等で送ってしまい、児童ポルノ事件の被害者になったり、「facebook」や「LINE」等のSNSで知り合った人と実際に会って犯罪に巻き込まれるケースが後を絶ちません。
インターネットの危険性を正しく伝え、軽はずみな行動をしないよう教えることが大切です。
スマートフォン等の使用について家庭内でのルールを決め、必ずフィルタリング機能をつけましょう。