危険!薬物乱用
覚せい剤等の乱用が少年に広がっています
全国的に覚せい剤やシンナー等の薬物乱用が少年にまで拡大しています。特に、最近では、中・高校生にまで覚せい剤の乱用が拡大し、深刻な状況にあります。
県内においては、平成20年中、少年の覚せい剤乱用者が2人、またシンナー等の乱用者が12人検挙されています。
少年の薬物乱用防止は、家族ぐるみ、地域ぐるみで取り組んでこそ効果を発揮するものです。少年の行動に十分注意し、少年の健全育成に心がけましょう。
誘惑にだまされないようにしよう
甘い言葉・誘惑
薬物の誘いは甘い言葉がつきものです
- ダイエットにいい…
- 疲れがとれるよ…
- いやなことが忘れられるよ…
- いつでもやめられるよ…
覚せい剤は、一般的には、白い粉末または無色透明の結晶で無臭です。
「エス」「スピード」「アイス」など耳ざわりのいい名前で呼ばれていますが、恐ろしい薬物です。
薬物への恐ろしさを認識しよう
身体への影響
薬物を乱用すると、頭痛、めまい、けいれん、妄想、幻覚等の症状が現れ、身体はボロボロになります。
薬物依存等への危険性
一回でも使用すると繰り返し欲しくなる性質があります。
薬物の量を増やさないと、しだいに効かなくなる性質「耐性」があります。
依存状態になれば、自分では抜け出せなくなります。
悲惨な事件を引き起こす危険性
中毒による幻覚、妄想から、殺人、放火等の凶悪事件や事故等を引き起こす危険性があります。
暴力団に狙われる危険性
薬物の取引きの陰には、必ず暴力団が介在しています。暴力団から食い物にされないためにも、薬物には絶対手を出さないように注意しましょう。
誘われても、断る勇気を!
薬物乱用は、友達や先輩から誘われて面白そうだという好奇心や仲間はずれにされたくないからなどのきっかけから始まります。
覚せい剤がもたらす危険性をしっかり理解し、絶対に手を出さないという自覚が必要です。
薬物乱用防止広報車の活用を!
少年の薬物乱用防止のために、県警では広報車「ストッパーごろうくん」を活用し、県内の小学・中学・高等学校での薬物乱用防止教室や非行防止教室、地域での各種イベント等に派遣しています。