佐賀県公安委員会

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令和5年9月29日(金)公安委員会定例会

令和5年9月29日(金)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。

定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。

  • 交通事故の絶無を目指して
    本年4月に自転車利用者のヘルメット着用が全年齢で努力義務となりましたが、本年7月、初めて全国調査が行われ、着用率は13.5%だったことが警察庁から公表されました。都道府県別では、愛媛県が最高の59.9%だったのに対して、最低の新潟県は2.4%と、地域差が大きく現れる結果となった中、佐賀県は23.4%で全国平均を上回る結果でした。
    県警察では、本年4月の義務化が始まる以前から、自転車利用者に対する街頭での指導取締りや、教育機関を含めた関係機関と連携した広報啓発活動を幅広く推進してきたと承知しており、草の根の活動を粘り強く行ってきた成果が身を結んできているものと実感しています。
    明日まで、秋の交通安全県民運動が実施されていますが、日暮れが早まる中、薄暮時の事故が増加することも懸念されます。自転車のヘルメット着用推進はもちろん、佐賀の「よかろうもん運転」の根絶に向けて、引き続き取組の推進をよろしくお願いします。
  • 若手警察官の育成について
    先日、警察学校で行われた初任科短期課程第83期の卒業式に出席しました。
    卒業生の皆さんの凜々しく、引き締まった表情と、整然かつ機敏に行動する姿に接して、非常に心強く、頼もしく感じました。
    卒業式では、卒業生の皆さんに、「1日も早く、県民の期待と信頼に応えることができる警察官に成長してもらいたい」と伝えましたが、第一線に巣立っていく卒業生は不安も大きいと思います。
    先輩職員の皆さんには、警察学校で育てられた大切な人材が現場で活躍できるように、全力で導いて頂きたいと思います。

報告事項

苦情の取扱状況(令和5年7月中)について

警察から、苦情の取扱状況(令和5年7月中)について、受理件数、内容等の説明がなされた。
委員より、「引き続き適切な対応をお願いする。」旨の発言があった。

令和5年永年勤続警察職員表彰式の挙行について

警察から、令和5年永年勤続警察職員表彰式の挙行について説明がなされた。
委員より、「長年、県民のために業務に努められた受賞者の皆さんに、祝意と感謝の気持ちをお伝えしたい。」旨の発言があった。
委員より、「祝意をお伝えするとともに、引き続きの活躍を期待している。」旨の発言があった。

鹿島デジタルフェスティバルへの参画について

警察から、鹿島デジタルフェスティバルへの参画について、目的、内容等の説明がなされた。
委員より、「超高齢社会を迎える中、高齢者の方がデジタルを使いこなすことができるようになれば利便性向上に繋がると思うし、警察が参画して情報モラルやセキュリティーについても啓発を図ることは非常に重要と思うので、引き続き取組の推進をお願いする。」旨の発言があった。
委員より、「本件がモデルケースとなって、県内に取組が広がっていくことを期待している。」旨の発言があった。
委員より、「広報啓発を図る良い機会と思うので、取組の推進をお願いする。」旨の発言があった。

私電磁的記録不正作出及び同供用・窃盗事件被疑者の検挙について

警察から、私電磁的記録不正作出及び同供用・窃盗事件被疑者の検挙について、事案の概要、捜査の経過等の説明がなされた。
委員より、「概要を伺って、ネットショッピングの怖さを感じるとともに、不審な点があれば、すぐに警察に届け出ることが重要と感じた。」旨の発言があった。
委員より、「インターネット犯罪の専門性の高さと捜査の難しさを感じた。」旨の発言があった。
委員より、「引き続き捜査を徹底していただきたい。」旨の発言があった。

特別白バイ隊員の試行運用開始について

警察から、特別白バイ隊員の試行運用開始について説明がなされた。
委員より、「無事訓練を終えて、試行運用の開始に至ったことは心強い。県警の限られた人材を柔軟な運用で警戒力を高めることは重要と思う。活躍を期待している。」旨の発言があった。
委員より、「ベテランの活躍を見て、今後ますます憧れを持つ若手も増えると思う。くれぐれも無理はせず、活躍されることを期待している。」旨の発言があった。
委員より、「これまで磨いた技能を、再び活かす場ができることは非常に良い取組と思う。」旨の発言があった。

SAGA2024国民スポーツ大会等に向けた警備諸対策の推進について

警察から、SAGA2024国民スポーツ大会等の警備に向けた業務の推進状況について説明がなされた。
委員より、「1年後のSAGA国スポに向けて、緊張感を持って、迅速且つ柔軟に対応できるように準備を進めていただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「決意を新たに、一つ一つ、抜かりなく準備に取り組んでいただきたい。」旨の発言があった。

テロ対策パートナーシップ佐賀分科会の開催について

警察から、テロ対策パートナーシップ佐賀分科会の開催について説明がなされた。
委員より、「テロ対策は、関係機関との連携が何よりも重要と感じた。県民1人1人が、テロの未然防止に向けて如何に関わっていくかを考える良い機会となることを期待している。」旨の発言があった。
委員より、「機運を高めることは非常に重要であり、まずは危機感を持つことが非常に大事と思う。本会がより実効性のある機会になることを願っている。」旨の発言があった。

その他

運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について

警察から、運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について、事案の概要、量定案等の説明がなされ、審議の上、決裁した。

警察職員の特別派遣について

警察から、警察職員の特別派遣について説明がなされ、審議の上、決裁した。

佐賀県殉職警察官慰霊祭について

警察から、佐賀県殉職警察官慰霊祭の概要について説明がなされた。