佐賀県公安委員会

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令和5年10月19日(木)公安委員会定例会

令和5年10月19日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。

定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。

  • 佐賀県殉職警察官慰霊祭に参列して
    先週、佐賀県殉職警察官慰霊祭に参列しました。郷土の治安を守るという警察官としての強い使命感のもと、県民の安全安心の確保のために挺身(ていしん)され、職に殉じられた31柱の御霊に対して、深く感謝するとともに、御遺族の皆様に哀悼の意を表したところです。
    県警察には、事件事故への対応はもとより、自然災害への対応を含め、様々な事象に対して的確な対応が求められており、警察が果たすべき治安維持の使命はますます重要となっているところです。
    警察官は、時として危険を顧みず、職務を執行しなければならない場合もあると思いますので、職員の殉職・受傷事故の防止についてはくれぐれも万全を期していただくようお願いします。
  • 佐賀大学等と連携した捜査支援システムの研究開発について
    サイバー犯罪対策課が佐賀大学と連携して、防犯カメラ映像の解析に資する新たな捜査支援システムの開発を行うとの報告を受けました。
    県が推進している「TSUNAGI(つなぎ)プロジェクト」の一環として今回の研究開発が実現したとのことであり、大学が持つ幅広い知見や研究実績等を県警察の業務効率化に活用することができる、非常に良い取組と思いました。
    事件・事故の捜査において、防犯カメラ映像の確認が如何に重要であるかは周知のとおりであり、一方で、街中に設置されている膨大な数の防犯カメラを確認することがどれほど大変か、ということは容易に想像できますので、今回のシステム開発が捜査等の効率化に繋がることを期待しているところです。
    今後とも、佐賀大学はもとより、様々な機関と連携して、業務の合理化、効率化に資する取組を推進していただきたいと思います。

報告事項

令和5年11月補正警察費予算(案)の概要について

警察から、令和5年度11月補正警察費予算(案)の概要について説明がなされた。
委員より、「内容について承知した。」旨の発言があった。

佐賀市内における「繁華街クリーンアップ作戦」について

警察から、佐賀市内における「繁華街クリーンアップ作戦」について、目的、実施項目等の説明がなされた。
委員より、「繁華街対策は非常に重要と思うが、街中が萎縮しないよう、取締に際しては広報等での周知にも配意をお願いしたい。」旨の発言があった。
委員より、「過去には佐賀市の繁華街で暴力団員による傷害事件が発生したと記憶している。警ら等に際しては、受傷事故防止にも配意していただきたい。」旨の発言があった。

検察、警察、児童相談所による連絡会議及び児童虐待合同訓練の実施について

警察から、検察、警察、児童相談所による連絡会議及び児童虐待合同訓練の実施について、目的、内容等の説明がなされた。
委員より、「訓練には県下すべての警察署担当者が参加するのか。」旨の質問がなされ、生活安全部長から「業務に支障がない範囲で、全ての警察署の担当者等が参加する予定である。」旨の回答がなされた。
委員より、「児童虐待事案の認知件数は年々増加しており、児童相談所も対応に苦慮していると思料される。事案対応に際して県警察を含めた関係機関との連携は重要と思うので、今回の訓練を実りある機会にしていただきたい。」旨の発言があった。

県内初の遠隔操作型小型車の届出受理について

警察から、県内初の遠隔操作型小型車の届出受理について、目的、概要等の説明がなされた。
委員より、「今後、未来に向けて新たな機器が登場すると思うので、安全な運行に必要な指導をお願いする。」旨の発言があった。

第53回全国白バイ安全運転競技大会の結果について

警察から、第53回全国白バイ安全運転競技大会の結果について説明がなされた。
委員より、「選手の皆さんの今後の活躍を期待している。」旨の発言があった。