佐賀県公安委員会

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令和6年2月8日(木)公安委員会定例会

令和6年2月8日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。

定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。

  • ヒューマンエラーについて
    年明け早々に、羽田空港滑走路で飛行機同士が接触するという痛ましい事故が発生しました。この事故の発生原因は現在調査中ですが、報道によると多重ヒューマンエラーによるものではないかとも言われています。
    警察の業務は、生命・身体の危険に関わるものが多く、ヒューマンエラーによる深刻な事態発生を防止しなければなりません。しかし、人間である以上、「絶対」ということはありません。例えば、DNA型鑑定はほぼ100%の精度を誇っていますが、コンタミネーション等のヒューマンエラーの確率が数%あるならば、誤鑑定の確率は0%とはならず、数%は残ってしまいます。
    「人間は誤ることもある」ということを前提に、DX(デジタルトランスフォーメーション)により確実性と効率化を図る、或いは多少のヒューマンエラーがあっても深刻な事態が発生しない仕組みがあるか見直す、複数の目によるチェックを形骸化させない、といったことを今一度意識していただけたらと思います。
  • サイバーセキュリティーに向けた取組について
    県警察では、サイバーセキュリティー月間に併せ、県内の専門学校と連携して、専門学生による小学生に対する講話を開催するとの報告を受けました。スマートフォンやインターネットに接続が可能なゲーム機等の普及により、サイバー空間を利用している小学生も多いと思います。早い段階でSNS等を利用した犯罪が増加していることや、安易な投稿等によるデジタルタトゥーの怖さなど、情報モラルを学びつつ、安全に利用することが重要と思います。今後とも関係機関と連携して、サイバーセキュリティーに向けた取組の推進をお願いします。

報告事項

公文書及び個人情報開示請求取扱状況について

警察から、公文書及び個人情報開示請求取扱状況について、件数、開示請求の対象となった主な文書等の説明がなされた。
委員より、「引き続き、適切に処理をお願いする。」旨の発言があった。

令和5年度2月補正警察費予算(案)の概要について

警察から、令和5年度2月補正警察費予算(案)の概要について説明がなされた。
委員より、「内容について、承知した。」旨の発言があった。

令和5年度駐在所等勤務員配偶者等表彰について

警察から、令和5年度駐在所等勤務員配偶者等表彰について、受賞者、功労の概要等の説明がなされた。
委員より、「駐在所での勤務は、家族の支えがあってこそと感じた。『おめでとうございます』はもちろん、『ありがとうございます』とお伝えしたい。」旨の発言があった。 
委員より、「駐在所は地域にとって一番身近な警察官であるが、一緒に暮らす奥様にとっては想像を超える御苦労があったと推察する。心から『ありがとうございます』とお伝えしたい。」旨の発言があった。

関係機関との合同によるテロ対処訓練の実施について

警察から、関係機関との合同によるテロ対処訓練の実施について、目的、訓練内容等の説明がなされた。
委員より、「備えは非常に重要と思うのでよろしくお願いする。」旨の発言があった。 
委員より、「不測の事態に備えて、不断の準備をお願いする。」旨の発言があった。

その他

運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について

警察から、運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について、事案の概要、量定案等の説明がなされ、審議の上、決裁した。

地方警務官の任免に関する同意について

警察から、地方警務官の任免に関する同意について説明がなされ、審議の上、決裁した。

令和6年春の人事異動等について

警察から、令和6年春の人事異動等について説明がなされた。

令和5年度全国警察拳銃射撃競技大会の結果について

警察から、令和5年度全国警察拳銃射撃競技大会の結果について説明がなされた。

警察職員の特別派遣について

警察から、警察職員の特別派遣について説明がなされ、審議の上、決裁した。