佐賀県公安委員会

本文へ移動

文字サイズ文字サイズを標準サイズにする文字サイズを拡大する

背景色標準に戻す青色に変更する黒色に変更する

language

令和6年4月12日(金)公安委員会定例会

令和6年4月12日(金)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。

定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。

  • ストーカー・DV事案等への対応について
    先日の定例会では、令和5年中における県内のストーカー・DV事案の取扱状況について報告を受けました。
    認知件数は、ストーカー事案が過去最高、DV事案が過去最高を記録した前年と同数ということでした。
    認知件数の増加は、同種事案の増加に対する懸念がある一方で、警察に対する早めの相談が定着してきていることの現れでもあると考えることができます。ストーカー・DV事案等の人身安全関連事案は、事態が急展開して重大事件に発展するおそれがありますので、引き続き、相談対応の段階から、被害者等の生命・身体の安全確保を念頭に置いた迅速かつ的確な対応に配意していただくようお願いします。
  • 警察学校入校式に参加して
    先週の金曜日(4月5日)に、新規に採用された警察官と警察事務職員の入校式に出席しました。
    緊張した面持ちの中にも、決意に満ちた眼差しを拝見し、大変頼もしく感じました。
    公安委員長挨拶では、入校生の皆さんに、この道を志した「初心」を忘れることなく、いかなる困難にも立ち向かい、それを克服していく気力、体力、知力を兼ね備えた警察官・警察事務職員になるよう警察学校での教養・訓練にしっかり励んでいただきたいと伝えました。
    警察学校での教養・訓練は、当然厳しいものであると思いますが、入校された新人警察職員全員が「初心」を忘れることなく、元気よく巣立つことを願っています。

報告事項

特定サイバー防犯ボランティアの委嘱について

警察から、特定サイバー防犯ボランティアの委嘱について説明がなされた。
委員より、「色々な分野で連携していくことが重要であり、引き続き、よろしくお願いする。」旨の発言があった。
委員より、「この取組がしっかりと定着し、実が上がることを期待する。」旨の発言があった。
委員より、「ボランティアの方々の力を借りながら、特殊詐欺の被害を減らしていっていただきたい。」旨の発言があった。

「テロ対策パートナーシップ佐賀」総会の開催について

警察から、「テロ対策パートナーシップ佐賀」総会の開催について説明がなされた。
委員より、「今年は、国スポ・全障スポの開催を控えており、各事業者がテロ対策に関する意識を醸成できるよう、引き続きの取組をお願いする。」旨の発言があった。
委員より、「世界的にもテロに対する警戒が増している中、国スポ・全障スポを控え、抜かりがないよう各種対策をお願いする。」旨の発言があった。

災害対応訓練の実施について

警察から、災害対応訓練の実施について説明がなされた。
委員より、「毎年、災害が甚大化しており、しっかり備えていただきたい。大雨による大規模災害に加え、地震に対する訓練も大切だと感じている。」旨の発言があった。
委員より、「訓練を通じて、それぞれの対応力を把握し、いざという時に的確な指示・命令できるよう努めていただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「災害発生時、自衛隊車両が速やかに被災地に急行できるよう支援をお願いする。」旨の発言があった。

令和6年度機動警察通信隊指名式の実施について

警察から、令和6年度機動警察通信隊指名式の実施について説明がなされた。
委員より、「災害時の情報収集は極めて重要である。引き続き、いざという時に備え、日々の活動に励んでいただきたい。」旨の発言があった。

その他

運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について

警察から、運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について説明がなされ、審議の上、決裁した。

指定自動車教習所における管理者の交替について

警察から、指定自動車教習所における管理者の交替について報告がなされた。

指定自動車教習所2校に対する行政処分について

警察から、指定自動車教習所2校に対する公安委員会の行政処分の実施について報告がなされた。

警察職員の特別派遣について

警察から、能登半島地震に伴う特別派遣について説明がなされ、審議の上、決裁した。

備考

警察職員の特別派遣について

令和6年4月4日、警察から、能登半島地震に伴う特別派遣について個別説明を行い、全委員の了承に基づき決裁した。