令和6年5月30日(木)公安委員会定例会
令和6年5月30日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。
定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。
- 九州管区内公安委員会連絡会議について
今月14日、福岡市において開催された九州管区内公安委員会連絡会議に出席しました。
今回は、野村裕知(のむら ひろとも)国家公安委員御出席のもと、九州各県の公安委員が一堂に会して開催されました。
会議では、「交通の安全確保に向けた取組」について協議が行われ、各県の創意工夫を凝らした取組を知る良い機会となりました。
また、各県委員の方々と直接お会いして、意見交換ができたことは非常に良かったと感じたところです。
各県の課題は様々と思いますが、共通の課題については各県が連携して対応したり情報を共有したりすることで、より良い結果が生まれるのではないかと思います。
今後も他県警察との情報交換や交流を大切にしていただくよう、よろしくお願いします。 - 警察署協議会の活性化について
現在、各警察署において本年度第一回目の警察署協議会開催が計画されているところであり、私たち公安委員も可能な限り出席させていただきたいと考えております。
先日、白石警察署において、本年度第一回目の警察署協議会が開催され、牛島委員に出席していただきましたが、活発な意見交換が行われたと聞いております。
警察署協議会の目的は、地域住民の代表者である協議会委員の意見や要望を把握するとともに、それらを警察署の活動に反映させることで、地域住民と警察が一体となり、安全で安心できる地域社会を築くことにあります。
この設置目的を達成するために、協議会の開催に際しては、警察活動への理解をより深めていただき、活発な意見交換が行われるよう各種警察活動の視察を組み入れるなど、協議会活動の活性化を図っていただきたいと思います。
報告事項
苦情の取扱状況(令和6年3月中)について
警察から、令和6年3月中の苦情の取扱状況について、受理件数、内容等の説明がなされた。
委員から「苦情の取扱状況(令和6年3月中)については了解した。調査の上、適切に対応するようお願いする。」旨の発言があった。
地域警察官を対象とした現場鑑識競技会の実施について
警察から、地域警察官を対象とした現場鑑識競技会の実施について、日時・場所、競技内容等の説明がなされた。
委員より、「現場鑑識の能力を向上させるために、今後も継続して育成に努めていただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「基本の確認はもちろん、鑑識現場における地域警察官のレベル向上に向け、意義のある競技会にしていただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「地域警察官のスキルアップにつながるよう有益な現場鑑識競技会にしていただきたい。」旨の発言があった。
警護情勢について
警察から、警護情勢について説明がなされた。
委員より、「準備を怠ることなく、万全の体制で対応をお願いする。」旨の発言があった。
その他
運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について
警察から、運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について、事案の概要、量定案等の説明がなされ、審議の上、決裁した。
交通業務の集中運用について
警察から、交通業務の集中運用について説明がなされた。
交通事件関係報告について
警察から、交通事件関係について報告がなされた。
自動車学校に対する行政処分について
警察から、指定自動車教習所に対する公安委員会の行政処分の実施について報告がなされた。
運転免許取消処分の撤回について
警察から、運転免許取消処分の撤回について報告がなされ、了承された。
ストーカー規制法に基づく警告等の実施結果(令和6年4月中)について
警察から、ストーカー規制法に基づく警告等の実施結果(令和6年4月中)について、事案の概要、実施状況等の説明がなされた。
公安委員会宛て苦情の調査結果及び措置、回答について
警察から、公安委員会宛て苦情の調査結果及び措置、回答について説明がなされ、審議の上、決裁した。
公安委員会宛て苦情の受理について
警察から、公安委員会宛て苦情の受理について説明がなされ、審議の上、決裁した。