佐賀県公安委員会

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令和6年8月1日(木)公安委員会定例会

令和6年8月1日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。

定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。

  • 委員長として
    本日付けで公安委員長を引き続き務めることとなりました。
    改めて身を引き締めたいと思います。
    3名の公安委員で構成される佐賀県公安委員会の権限は、広範かつ大きなものです。
    しかし、3名で佐賀県警察の全てに目配りすることは無理だと言わざるを得ません。それでも我々は、警察の現状や課題に対して公平無私の立場から意見を述べ、より良い警察を実現しなければなりません。
    警察という組織には特殊な面があり、それは性質上当然なことでありますが、特殊だから社会通念上不相当なことが許されるということにはなりません。
    正すべきところがあるならば、公安委員会として健全な意見を述べ、また警察からも意見を聞かれる、頼られる存在であることを心がけたいと思います。
    以上のとおり、新たな1年間を迎える委員長としての所信を申し述べます。
  • 増田敬太郎巡査について
    先日(7月28日)、唐津市肥前町高串地区で執り行われた増田敬太郎巡査の荼毘の日献花及び増田神社例大祭(130年祭)に参列しました。
    明治28年7月、コレラが猛威を振るっていた同地区に赴任された増田巡査は、不眠不休で献身的に防疫活動に従事された結果、自らもコレラに罹患して、赴任後わずか4日目に25歳の若さで職に殉じられました。
    まさしく、「県民のために奉職する」という警察官が持つべき普遍的な精神を身をもって実践されたものであり、増田巡査の遺徳は130年の時を超え、今もなお、地元住民をはじめ、多くの方々に語り継がれていることに深く尊敬の念を抱いたところです。
    職員の皆様には、増田巡査の崇高な精神を受け継ぎながら、県民が安全安心を実感できる佐賀県を目指していただきたいと思います。

報告事項

第53回佐賀城下栄の国まつりにおける雑踏警備について

警察から、第53回佐賀城下栄の国まつりにおける雑踏警備について警備体制等の説明がなされた。
委員より、「熱中症対策を講じた上で、万全な警備をお願いする。」旨の発言があった。

その他

運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について

警察から、運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について、事案の概要、量定案等の説明がなされ、審議の上、決裁した。

指定自動車教習所に対する行政処分について

警察から、指定自動車教習所2校に対する行政処分について報告がなされた。

運転免許取消処分の撤回について

警察から、運転免許取消処分の撤回について報告がなされ、了承された。

国民スポーツ大会等に伴う警衛準備状況について

警察から、国民スポーツ大会等に伴う警衛準備状況について説明がなされた。

拳銃の誤射事案の調査結果等について

警察から、拳銃の誤射事案の調査結果等について報告がなされた。

警察協力章の受章について

警察から、警察協力章の受章について報告がなされた。

公安委員会宛て苦情の調査結果及び措置、回答について

警察から、公安委員会宛て苦情の調査結果及び措置、回答について説明がなされ、審議の上、決裁した。