令和6年8月8日(木)公安委員会定例会
令和6年8月8日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。
定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。
- 継続した業務の推進について
先日(7月25日)、令和6年上半期における刑法犯の認知状況や検挙状況、交通事故の発生状況等について報告を受けました。
刑法犯の認知状況については、住宅侵入窃盗、自転車盗などの身近な犯罪が前年同期比で増加し、SNS型投資・ロマンス詐欺の被害が多発するなど憂慮する状況となっています。
交通死亡事故者数については、本年7月末現在12人で前年同期比で+7人と増加し、厳しい状況でありますが、人身交通事故の発生状況は、減少傾向で推移しており、ワースト脱却を目標に掲げ、これまで取り組んできた各種対策の成果が現れてきているものと感じます。
令和6年も残り5か月となりました。
上半期における事件・事故の発生実態の分析結果を踏まえ、県民の安全安心の確保に向けて更に取組を推進していただきたいと思います。 - 警察学校の視察について
先日(7月18日)、警察学校における学生の教養・訓練の状況について視察しました。
警察学校には、初任科の短期学生(27人)・長期学生(28人)と、初任補修科生(21人)が入校しており、学生の皆さんが元気よく、キビキビと訓練に臨む姿を拝見し、大変頼もしく感じた次第です。
また、学生寮や道場、射撃場など、学校内の施設・設備の視察も行いました。
初任科生については、入校から約4か月が経過しており、短期学生はいよいよ9月が卒業となります。
学生の皆さんが警察学校での生活を通じて同期生間の絆を深めるとともに、第一線の勤務に向け、気力、体力、知力を兼ね備えた警察官になれるよう、引き続き、警察学校での教養・訓練にしっかり励んでいただきたいと思いました。
報告事項
「繁華街クリーンアップ作戦」の取組状況について
警察から、「繁華街クリーンアップ作戦」の取組状況について説明がなされた。
委員より、「繁華街クリーンアップ作戦の成果が出ていると実感した。「SAGA2024国スポ、全障スポ」の開催にあたり、佐賀に多くの方をお迎えすることになる。今後も自治体、関係機関、地域住民等と連携した取組を推進し、佐賀が更にきれいになっていくようよろしくお願いする。」旨の発言があった。委員より、「防犯カメラの設置・活用については、自治体や関係機関と良好な関係が構築できていると感じた。今後も良好な関係を維持し、各種取組を推進していただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「防犯カメラについては、今後も様々な形で活用していくことを念頭に、各種取組を進めていただきたい。暴力団排除活動については、地域住民の暴力団排除に向けた機運を醸成するとともに、地域住民と一体となった取組を推進していただきたい。」旨の発言があった。
その他
マージャン店に対する聴聞結果及び行政処分の実施について
警察から、マージャン店に対する聴聞結果及び行政処分の実施について説明がなされ、審議の上、決裁した。
佐賀県公安委員会事務専決状況(令和6年4月~6月)について
警察から、佐賀県公安委員会事務専決状況(令和6年4月~6月)について概要等の説明がなされた。