令和6年8月22日(木)公安委員会定例会
令和6年8月22日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。
定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。
- 南海トラフ地震臨時情報の発令について
先日(8月8日)発生した宮崎県日向灘沖を震源とする最大震度6弱の地震に伴い、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。
「南海トラフ地震臨時情報」は、南海トラフ地震の想定震源域で一定程度の地震が起きた後、次の巨大地震に備えるために、2019年5月から運用が開始されており、今回、南海トラフ地震が発生する可能性が平時より相対的に高まっていると判断し、初めて発表されました。
本年9月には、「SAGA2024国スポ・全障スポ」が開催される予定であり、期間中、全国から、大会出場選手をはじめ、競技関係者や観戦客など、多くの来県者が予想されます。
過度の恐れは不要かと思いますが、巨大地震が大会開催前に発生した場合や大会開催中に発生した場合など、警察としてどのように対応すべきか、思考シミュレーションをしておく必要があると感じました。 - 暑さ対策と健康管理について
連日暑い日が続いています。
人命にかかわるような災害レベルの暑さであり、熱中症で亡くなる事案も発生しています。
このような厳しい気象条件の中でも、多くの警察官が、街頭で警察活動に従事されています。
各級幹部の皆様には、小まめな水分補給をはじめとした暑さ対策を指示していただくとともに、職員の体調管理には十分配意していただくようよろしくお願いします。
また、夏季休暇を取得できる時期でもありますので、ワークライフバランスに配意しつつ、計画的に夏季休暇を取得していただき、英気を養っていただきたいと思います。
報告事項
交通死亡事故「0(ゼロ)」チャレンジの実施について
警察から、交通死亡事故「0(ゼロ)」チャレンジの実施について、取組内容等の説明がなされた。
委員より、「良い取組であると感じた。各月「0(ゼロ)」を目指し、強い意思を持って取り組んでいただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「昭和、平成、令和と交通死亡事故が減少しているということは、県民の意識が変わってきているということだと思う。この好機を逃すことがないよう取組を推進していただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「県と連携し、交通死亡事故「0(ゼロ)」チャレンジの取組の成果が出ることを願っている。」旨の発言があった。
警護情勢について
警察から、警護情勢について説明がなされた。
委員より、「気を引き締め、万全の体制で対応をお願いする。」旨の発言があった。
その他
運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について
警察から、運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について、事案の概要、量定案等の説明がなされ、審議の上、決裁した。
学生対象のサイバーセキュリティセミナーの開催について
警察から、学生対象のサイバーセキュリティセミナーの開催について説明がなされた。
安心安全なまちづくり集会の実施について
警察から、安心安全なまちづくり集会の実施について説明がなされた。
公安委員会宛て苦情への対応状況について
警察から、公安委員会宛て苦情への対応状況について説明がなされた。