佐賀県公安委員会

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令和6年10月10日(木)公安委員会定例会

令和6年10月10日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。

定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。

  • 「SAGA2024国民スポーツ大会」の開幕について
    先日(10月5日)、「SAGA2024国民スポーツ大会」の開会式が天皇皇后両陛下の御臨席のもと、行われました。
    両陛下が佐賀を訪問されるのは、皇太子・皇太子妃として「全国育樹祭」に御臨席された2002年10月以来、22年ぶりで、即位後は初となります。
    両陛下は、開会式の翌日に、SAGAアリーナでバレーボール競技を観覧後、鹿島市浜町のJR肥前浜駅で「HAMA BAR」を視察されましたが、大きなトラブルもなく、行幸啓に伴う警衛警備を完遂していただきました。
    今週末には、愛子内親王殿下の県内初の御視察が予定されています。
    また、昨日の衆議院解散を受け、県警察では、選挙違反取締本部を設置するほか、選挙応援に伴う要人の来県も予想されるところです。
    皆様には、引き続き、大会開催に伴う警備はもちろん、選挙違反取締りや要人警護の万全に努めていただくようよろしくお願いします。
  • 袴田事件再審無罪確定を受けて
    1966年(昭和41年)に静岡県で発生したいわゆる「袴田事件」について、再審無罪判決が確定しました。
    確定死刑囚の再審無罪は5件目です。
    再審無罪5件の内容を見ると、共通する点があります。
    それは、自白の強要、消極方向の有力証拠の無視、さらに進んで証拠ねつ造の疑いです。
    捜査するにあって色々な可能性を視野に入れ、その中で一定の見込みを持ちながら捜査することはおかしなことではありません。
    問題となるのは、見込みと反する有力証拠がある場合の対応です。
    どういう説明があり得るのか検討し、説明ができないのであれば見込みを修正しなければなりません。
    どんなに捜査が進んでいようが、軌道修正が必要です。
    軌道修正を主導できるのは、権限のある幹部の皆様です。
    真実から目を背けない、真実から目を背けることは権力による犯罪行為に等しい、そのことを今一度徹底していただきたいと思います。

報告事項

令和6年9月定例県議会の結果について

警察から、令和6年9月定例県議会の結果について説明がなされた。
委員より、「定例県議会結果について承知した。」旨の発言があった。

第50回衆議院議員総選挙違反取締本部の設置及び警察署長等会議の開催について

警察から、第50回衆議院議員総選挙違反取締本部の設置及び警察署長等会議の開催について説明がなされた。
委員より、「今月は、警衛警備もあり体制的に厳しい面もあると思うが、幹部の皆様には、このような時こそリーダーシップを発揮し、結果を出していただくようお願いする。」旨の発言があった。 
委員より、「対応にぬかりがないよう、ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)をしっかり行っていただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「警衛警備と重なり大変かと思うが、よろしくお願いする。」旨の発言があった。

交通死亡事故多発警報発令に伴う警察の取組等について

警察から、交通死亡事故多発警報発令に伴う警察の取組等について説明がなされた。
委員より、「多くの方々に周知していただくとともに、できうる対策を講じ、成果を上げていただきたい。」旨の発言があった。 
委員より、「ニュースや情報番組など、広報媒体を効果的に活用し、多くの方々に周知する取組を推進していただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「交通事故の総量抑止に向け、引き続きの対策をお願いする。」旨の発言があった。

警護情勢について

警察から、警護情勢について説明がなされた。
委員より、「引き続き、万全の体制で対応をお願いする。」旨の発言があった。

その他

審査請求の受理について

警察から、審査請求の受理について説明がなされ、審議の上、決裁した。

警備業法施行細則の一部改正について

警察から、警備業法施行細則の一部改正について説明がなされ、審議の上、決裁した。

佐賀県道路交通法施行細則の一部改正について

警察から、佐賀県道路交通法施行細則の一部改正について説明がなされ、審議の上、決裁した。

公安委員会宛て苦情の受理について

警察から、公安委員会宛て苦情の受理について説明がなされ、審議の上、決裁した。

備考

警察職員の特別派遣の要請について

令和6年10月5日、警察から、警察職員の特別派遣の要請について説明がなされ、審議の上、決裁した。