令和6年11月29日（金）公安委員会定例会
令和6年11月29日（金）に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。
定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。
- 福田新本部長を迎えて
福田新本部長を迎えて、最初の公安委員会となります。
県警察に対して信頼と期待を寄せる県民の一人として、福田本部長を中心とする新体制のスタートを大変嬉しく思います。
治安情勢は依然として厳しい状況ですが、公安委員会といたしましても、警察の現状や課題に対して公平無私の立場から意見を述べ、「安全安心を実感できる佐賀県」の実現を共に目指していきたいと考えております。
どうぞよろしくお願い致します。 - 殉職者慰霊祭について
先日（11月21日）、佐賀県殉職警察官慰霊祭に参列いたしました。
郷土の治安を守るという警察官としての強い責任感と使命感のもと、職に殉じられた31柱（さんじゅうひとはしら）の御霊に対して、深く感謝するとともに、御遺族の皆様に哀悼の意を表したところです。
国民の生命、身体及び財産を守ることを責務とする警察職員は、時として危険を顧みず、職務を執行しなければならない場合もあると思います。
全国では、現場対応中に襲撃され、殉職される事案や、大規模な自然災害に伴う人命救助で自らが被災し、命を落とされる事案も発生しています。
皆様には、引き続き、職員の殉職・受傷事故の防止について万全を期していただくようお願いします。 - 警察署長会議に参加して
先日（11月27日）の警察署長会議につきまして、皆様お疲れ様でした。
私たち公安委員３人も参加させていただきましたが、県下全警察署長が一堂に会す前で、本部長以下、各部長から個別具体的に指示がなされたところであり、非常に充実した会議だったと思います。
幹部の皆様は、今回の会議で指示された事項を確実に推進できるよう指導力を発揮していただくとともに、一人一人（ひとりひとり）の個性を活かしつつ、組織力を磨いて安全安心の実を上げていただくようよろしくお願いします。
報告事項
苦情の取扱状況（令和６年９月中）について
警察から、苦情の取扱状況（令和６年９月中）について説明がなされた。
委員より、「引き続き、丁寧に対応していただくようお願いする。」旨の発言があった。
第50回衆議院議員総選挙違反取締本部の解散について
警察から、第50回衆議院議員総選挙違反取締本部の解散について説明がなされた。
委員より、「来年も選挙が予定されていることから、準備の上、万全の体制で対応していただくようお願いする。」旨の発言があった。
委員より、「第50回衆議院議員総選挙違反取締本部の解散について承知した。」旨の発言があった。
令和６年冬の交通安全県民運動の実施と主な取組について
警察から、令和６年冬の交通安全県民運動の実施と主な取組について説明がなされた。
委員より、「冬の交通安全県民運動について多くの方に知ってもらい、意識してもらうことで、良い結果が出ることを願っている。」旨の発言があった。
委員より、「引き続き、交通事故防止の広報、周知に係る取組をよろしくお願いする。」旨の発言があった。
令和６年度佐賀県原子力防災訓練への参加について
警察から、令和６年度佐賀県原子力防災訓練への参加について説明がなされた。
委員より、「元旦の能登半島地震から１年が経とうとしているが、佐賀で発生しないとは誰も言い切れないと思う。関係機関、住民等と連携の上、より良い訓練となることを期待している。」旨の発言があった。
委員より、「備えあれば憂いなしであり、しっかりとした準備と引き続きの取組をよろしくお願いする。」旨の発言があった。
その他
佐賀県手数料条例施行規則（案）について
警察から、佐賀県手数料条例施行規則（案）について説明がなされた。
警護情勢について
警察から、警護情勢について説明がなされた。
令和７年佐賀県警察運営指針及び活動重点（案）について
警察から、令和７年佐賀県警察運営指針及び活動重点（案）について説明がなされ、審議の上、決裁した。
佐賀県公安委員会事務専決状況（令和６年７月～９月）について
警察から、佐賀県公安委員会事務専決状況（令和６年７月～９月）について、概要等の説明がなされた。
公安委員会宛て苦情の修正の申出について
警察から、公安委員会宛て苦情の修正の申出について説明がなされた。
備考
個人情報開示請求に対する開示決定等期間の延長について
令和６年11月27日、警察から、個人情報開示請求に対する開示決定等期間の延長について説明がなされ、審議の上、決裁した。
公文書開示請求に対する開示決定等期間の延長について
令和６年11月27日、警察から、公文書開示請求に対する開示決定等期間の延長について説明がなされ、審議の上、決裁した。