令和7年1月30日(木)公安委員会定例会
令和7年1月30日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。
定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。
- 若手警察官の育成について
昨日(1月29日)、初任科長期課程第268期の卒業式に出席しました。
卒業生28名の皆さんの引き締まった表情と、整然かつ機敏に行動する姿に接して、大変心強く、頼もしく感じました。
式では、卒業生の皆さんに、「一日も早く、県民の期待と信頼に応えることができる警察官に成長していただきたい。」とお願いしたところです。若手警察官の早期戦力化は、県警察の大きな課題と認識しています。
そのためには、本人の努力はもちろん、成長をサポートする環境や体制も大切だと感じています。
警察学校で育てられた大切な人材が、現場で存分に活躍できるように、しっかりと導いていただきたいと思います。 - 「ながら防犯」の活性化について
先日(1月16日)の定例会で、ながら防犯マスコットキャラクターの公開について報告を受けました。
平成30年に、ながら防犯の普及啓発を目的として、防犯マスコットキャラクター「みまもぅ」を制作し、広報啓発を行っていたところ、このたび、より県民に親しまれ、ながら防犯のシンボルとなるよう、デザインがリニューアルされました。
防犯ボランティア団体による地域の見守り活動は、重要な役割を果たしてきたと承知していますが、高齢化や後継者不足等で、全国的に減少傾向にあります。
そのような中、誰でも気軽に実施できる「ながら防犯」の活性化は、県全体の安全・安心に繋がると思います。
リニューアルされた「みまもぅ」が県民に浸透し、ながら防犯活動を後押ししてくれることを期待しています。
報告事項
苦情の取扱状況(令和6年11月中)について
警察から、 苦情の取扱状況(令和6年11月中)について説明がなされた。
委員より、「引き続き、適切な対応に努めていただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「様々な苦情に冷静に対応する必要があり、苦労も多いと感じた。職員へのアンガーマネージメントに関する教養もよろしくお願いする。」旨の発言があった。
委員より、「カスタマーハラスメントの指針を踏まえつつ、適切な対応をお願いする。」旨の発言があった。
令和7年度当初予算(案)の概要について
警察から、令和7年度当初予算(案)の概要について説明がなされた。
委員より、「令和7年度当初予算(案)の概要について承知した。」旨の発言があった。
住居侵入、強盗致傷事件被疑者の検挙について
警察から、住居侵入、強盗致傷事件被疑者の検挙について説明がなされた。
委員より、「早期に被疑者を検挙することができてよかった。引き続き、捜査を尽くしていただきたい。」旨の発言があった。
県警記者クラブ員の機動隊体験入隊について
警察から、県警記者クラブ員の機動隊体験入隊について説明がなされた。
委員より、「機動隊のことについて、より理解を深めてもらい、正しく伝えてもらうことに繋がればと思う。」旨の発言があった。
委員より、「百聞は一見に如かずという言葉がある。お互いの立場を知る良い機会になればと思う。」旨の発言があった。
委員より、「実際に経験することで、機動隊の大変さを痛感されると思う。意義のある取組であり、引き続きの取組をよろしくお願いする。」旨の発言があった。
その他
運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について
警察から、運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について、事案の概要、量定案等の説明がなされ、審議の上、決裁した。
基山ドライビングスクールからの申請に基づく準中型免許の指定について
警察から、基山ドライビングスクールからの申請に基づく準中型免許の指定について説明がなされ、審議の上、決裁した。
第11回「金融犯罪の被害撲滅に向けた関係者連携会議」の開催結果について
警察から、第11回「金融犯罪の被害撲滅に向けた関係者連携会議」の開催結果について報告がなされた。
教育委員との意見交換会の開催について
警察から、教育委員との意見交換会の開催について説明がなされた。
令和7年度の組織整備の概要について
警察から、令和7年度の組織整備の概要について説明がなされた。
交番及び駐在所の弾力的かつ効果的な運用の実施について
警察から、交番及び駐在所の弾力的かつ効果的な運用の実施について説明がなされた。
佐賀県情報公開条例に基づく開示請求の受理及び開示決定等期間の延長について
警察から、佐賀県情報公開条例に基づく開示請求の受理及び開示決定等期間の延長について説明がなされ、審議の上、決裁した。
公安委員会宛て苦情の受理について
警察から、公安委員会宛て苦情の受理について説明がなされ、審議の上、決裁した。