佐賀県公安委員会

本文へ移動

文字サイズ文字サイズを標準サイズにする文字サイズを拡大する

背景色標準に戻す青色に変更する黒色に変更する

language

令和7年6月5日(木)公安委員会定例会

令和7年6月5日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。

定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。

  • サイバー空間における脅威への対処について
    先日の定例会(5月22日)において、電子商品券利用に係る詐欺等事件の検挙について報告を受けました。
    デジタル化の進展に伴い、サイバー空間は、重要な社会経済活動が営まれる公共空間となっています。
    昨年度、県内では、サイバー犯罪の検挙件数が過去最多となり、サイバー関連の相談は、インターネットサービスの多様化に伴い、複雑多岐にわたっていると承知しています。
    サイバー空間の安全・安心を確保するためには、官民挙げた被害の防止対策を推進するとともに、サイバー犯罪に係る捜査力を向上させることが極めて大切だと感じています。
    県民がサイバー犯罪の被害に遭うことを未然に防止するとともに、被害を認知した時は速やかに対応できるよう、引き続き、捜査員の育成等をはじめとする、捜査力強化のための取組についてもよろしくお願いします。
  • 佐賀県警察アドバイザーの委嘱について
    県警察では、本県警察職員の退職者の中から、豊富な知識や経験を有する方を「佐賀県警察アドバイザー」として委嘱し、現役職員に対する講話や助言など、組織的な伝承教養に協力いただいています。
    先日、この件について、新たに、交通部門に係るアドバイザーを委嘱したとの報告を受けました。
    「人は宝」であり、警察力の向上を図るため、アドバイザーの方々に、その豊富な知識や経験をしっかり次世代に伝えていただくことは重要であると思います。
    今後も、県警察において、貴重な経験が確実に伝承されていくよう、各種取組をよろしくお願いします。

報告事項

令和7年度6月補正警察費予算(案)の概要について

警察から、令和7年度6月補正警察費予算(案)の概要について説明がなされた。
委員より、「安全・安心に向けた環境作り、意識の醸成をお願いする。」旨の発言があった。 
委員より、「令和7年度6月補正警察費予算(案)の概要について承知した。」旨の発言があった。

令和6年中における児童虐待に係る児童通告等について

警察から、令和6年中における児童虐待に係る児童通告等について説明がなされた。
委員より、「今後とも、児童の安全確保と関係機関との連携をよろしくお願いする。」旨の発言があった。
委員より、「人権への意識を変えない限り、児童虐待のような痛ましい事案がなくなることはない。人権の啓蒙・啓発を含め、地域としっかりコミュニケーションを図っていくことが大切だと思う。」
委員より、「児童の安全確保のために、引き続きの取組をよろしくお願いする。」旨の発言があった。

殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反事件被疑者の検挙について

警察から、殺人、銃砲刀剣類所持等取締法違反事件被疑者の検挙について説明がなされた。
委員より、「捜査を尽くしていただくとともに、関係機関もしっかり検証し、次に繋げていただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「関係機関の連携はとても大切だと思う。このような事案が発生しないことを願っている。」旨の発言があった。
委員より、「被害者支援についてもよろしくお願いする。」旨の発言があった。

その他

警護情勢について

警察から、警護情勢について説明がなされた。

公安委員会宛て苦情の調査結果及び措置、回答について

警察から、公安委員会宛て苦情の調査結果及び措置、回答について説明がなされ、審議の上、決裁した。