令和7年7月3日（木）公安委員会定例会

令和7年7月3日（木）に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。

定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。

聴覚障害者に配慮した車両の導入について
先日（6月27日）の定例会で、聴覚障害者に配慮した小型警ら車１台が、鳥栖警察署に配備されたという報告を受けました。
これは、「一般財団法人全日本ろうあ連盟」から警察庁に対し、聴覚障害者が視覚により警察車両の緊急走行時と緊急走行以外の活動時を判別できるようにしてほしい旨の要望がなされ、2パターンの異なる発光方式を搭載した警察車両の導入に至ったとのことです。
警察は、時々刻々と変化する治安情勢に的確に対応するとともに、社会のニーズにも適切に対応していく必要があると感じています。
今後、全国の無線警ら車等へ順次搭載され配備される予定とのことであり、引き続き、関係機関・団体等とも連携を図りつつ、社会情勢を踏まえた措置にも配意していただくよう、よろしくお願いします。
ニセ電話詐欺等被害防止に向けた取組について
先日（6月27日）の定例会で、ニセ電話詐欺やＳＮＳ型投資・ロマンス詐欺の被害を防ぐために、「詐欺・被害・防止」の頭文字をとった「ＳＨＢプロジェクト」を実施するとの報告を受けました。
令和6年中のニセ電話詐欺等の被害状況を分析して、明らかとなった課題を踏まえ、最新の手口を周知するとともに、高齢者に対する固定電話対策や国際電話不取扱い対策、金融機関やコンビニエンスストア等による金銭等の交付段階における対策など、各種の被害防止対策を推進するとのことです。　
県民が一丸となり、ニセ電話詐欺等の被害を防止する気運が高まるよう、各種取組をよろしくお願いします。

決裁事項

警察職員等の援助要求について

警察から、警察職員等の援助要求について説明がなされ、審議の上、決裁した。
委員より、「万全の警護をよろしくお願いする。」旨の発言があった。

報告事項

令和7年6月定例県議会の結果について

警察から、令和7年6月定例県議会の結果について説明がなされた。
委員より、「令和7年6月定例県議会の結果について承知した。」旨の発言があった。

詐欺、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反事件被疑者の検挙について

警察から、詐欺、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反事件被疑者の検挙について説明がなされた。
委員より、「外国人による違法行為についても、引き続き、的確な対応に努めていただきたい。」旨の発言があった。　
委員より、「全容解明に向け、捜査を尽くしていただきたい。」旨の発言があった。　

第27回参議院議員通常選挙違反取締本部の設置について

警察から、第27回参議院議員通常選挙違反取締本部の設置について説明がなされた。
委員より、「第27回参議院議員通常選挙違反取締本部の設置について承知した。」旨の発言があった。　
委員より、「夏の暑い盛りなので、職員の暑熱対策についても配慮していただくよう、よろしくお願いする。」旨の発言があった。

ニセ電話詐欺事件被疑者の検挙について

警察から、ニセ電話詐欺事件被疑者の検挙について説明がなされた。
委員より、「他県警察とも連携し、捜査を尽くしていただきたい。」旨の発言があった。　
委員より、「全容解明に向け、引き続きの捜査をよろしくお願いする。」旨の発言があった。

令和7年夏の交通安全県民運動の実施と警察の取組について

警察から、令和7年夏の交通安全県民運動の実施と警察の取組について説明がなされた。
委員より、「交通安全意識を醸成するとともに、事故が発生しないよう各種取組をよろしくお願いする。」旨の発言があった。　
委員より、「交通安全について県民にしっかり広報・周知を図っていただきたい。」旨の発言があった。
委員より、「暑い夏の盛りであり、暑さ対策も講じた上で、取組を推進していただきたい。」旨の発言があった。

その他

令和7年度少年補導功労者表彰の受賞報告について

警察から、令和7年度少年補導功労者表彰の受賞報告について説明がなされた。

銃砲所持者に対する聴聞結果及び行政処分の執行について

警察から、銃砲所持者に対する聴聞結果及び行政処分の執行について説明がなされ、審議の上、決裁した。

警備情勢について

警察から、警備情勢について説明がなされた。

警護情勢について

警察から、警護情勢について説明がなされた。

公安委員会宛て苦情の調査結果及び措置、回答について

警察から、公安委員会宛て苦情の調査結果及び措置、回答について説明がなされ、審議の上、決裁した。