令和7年9月12日(金)公安委員会臨時会
令和7年9月12日(金)に臨時会が開催されました。
その他
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懲戒処分について
警察から、処分後の状況等について、説明があった。
その後、科学捜査研究所における再発防止策の実施状況について、視察を行った。
視察において、警察から、担当上司が、担当者の鑑定作業の着手から終了までの各段階で立ち会い、
① 新たに鑑定嘱託を受理したとき。
② 鑑定資料の外観、つまり、鑑定資料がどのようなものか、目視で観察するとき。
③ 鑑定資料から、鑑定作業に必要な部分を、切り取るとき。
④ DNAの量についての検査結果を、資料に印字するとき。
⑤ DNA型そのものについての検査結果を、資料に印字するとき。
⑥ 鑑定資料において、資料の全てを使わなかった場合に、その余りを、警察署等に返還するとき。
の各段階において、担当者とともに、複数の目で確認することとし、チェック体制を強化した旨の説明があった。
委員から、「実際にチェック機能の強化をして、担当者や担当上司に戸惑いはないか。」、「業務に負担が生じていないか。」旨の発言があり、科学捜査研究所長から、今までなかった作業が増えることから、一定の負担は生じるものの、慣れてくれば、スムーズに進めることができるようになると思う。担当者にとっても、きちんと上司から業務を見てもらっているという安心感もあり、プラスの効果も生じている旨の説明があった。
委員から、「再発防止策について実地確認を行ったが、対策がしっかり講じられていると感じた。」旨の発言があった。
警察から、再発防止策については、引き続き、状況を確認しながら、追加すべきことは追加し、修正すべきことは修正し、実効性のあるものとなるよう追求していく旨の説明があった。
委員から、「一刻も早く信頼を回復することが何よりも大切である。」、「引き続き、再発防止等の進捗状況を確認し、指導を行っていく。しっかりとした対応をお願いする。」旨の発言があった。








