佐賀県公安委員会

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令和7年10月9日(木)公安委員会定例会

令和7年10月9日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。

定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。

  • 白線の設置間隔を拡大した横断歩道の整備について
    先日(10月2日)、白線の設置間隔を拡大した横断歩道の整備について報告を受けました。
    これは、令和6年7月、横断歩道の耐久性の向上等を目的として、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」が改正され、横断歩道の白線の設置間隔が最大90センチメートルまで拡大することが可能となったものと承知しています。
    自動車の動線を避けて白線を配置することで、標示の劣化防止(長寿命化)のほか、白線の設置間隔を広くし、本数が減ることで、標示自体の更新費用の縮減も期待できるとのことです。
    また、横断歩道の視認性の低下を防ぐことで、ドライバーの横断歩道の見落とし防止が期待でき、歩行者の安全確保にも繋がるとのことです。
    引き続き、視覚障害者団体からの要望も踏まえつつ、取組を推進していただくよう、よろしくお願いします。
  • 留置施設視察委員会について
    先日(10月3日)、留置施設視察委員会と合同で、唐津警察署の留置施設を視察しました。
    視察では、唐津警察署留置施設内における処遇等について説明を受けたほか、戒具使用要領の実演や、留置管理課及び唐津警察署の留置担当者との座談会も行われました。
    座談会では、留置担当者一人一人から様々な経験談を伺って、担当者の皆さんが、留置施設という閉鎖的な環境の中で、常に緊張感を持って勤務に当たる必要があり、人一倍ストレスがかかる業務を行っていること、そして、こうした地道な業務の積み重ねが、警察業務を、ひいては佐賀県の安全安心を支えていることを実感しました。
    幹部の皆様には、平素から、それぞれの職場環境に応じて、職員のモチベーションや士気高揚に配意し、着実に業務を進めていただくようお願いします。

報告事項

令和7年9月定例県議会の結果について

警察から、令和7年9月定例県議会の結果について、議決状況、本会議及び総務常任委員会における質問等の説明があった。
委員から、「令和7年9月定例県議会の結果について承知した。」、「DNA型鑑定に係る不祥事案への対応については、再発防止に向け、引き続き取組むようお願いする。」旨の発言があった。

繁華街における一斉立入検査の実施について

警察から、繁華街における一斉立入検査の実施について、実施日時、場所、実施内容等の説明があった。
委員から、「繁華街における一斉立入検査の実施について承知した。」、「本年9月1日に施行された佐賀県暴力団排除条例の改正内容についても、引き続き、周知を図っていただきたい。」旨の発言があった。

自動運転の実証実験について

警察から、自動運転の実証実験について、期間・経路等の説明があった。
委員から、「自動運転の実証実験について承知した。」、「一般の方も実証実験の車両に乗車できるとのことであり、事故防止には十分配意していただきたい。」旨の発言があった。

警衛情勢について

警察から、警衛情勢について説明があった。
委員から、「高い緊張感を持って任務を遂げていただきたい。」、「万全の体制で対応をお願いする。」旨の発言があった。

その他

運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について

警察から、運転免許の行政処分予定者に対する意見の聴取(聴聞)結果と行政処分について、事案の概要、量定案等の説明があり、審議の上、決裁した。
委員から、「依然として、飲酒に関わる行政処分が多いと感じる。」、「警ら中の職務質問など、警察活動により発覚したケースも多い。」、「引き続き、交通指導・取締りをよろしくお願いする。」旨の発言があった。

運転免許取消処分の撤回について

警察から、運転免許取消処分の撤回について、事案の概要等の説明があり、審議の上、決裁した。
委員から、「内容について承知した。適切に対応するようお願いする。」旨の発言があった。

警護情勢について

警察から、警護情勢について説明があった。
委員から、「万全の警護をお願いする。」旨の発言があった。

令和7年佐賀県殉職警察官慰霊祭の開催について

警察から、令和7年佐賀県殉職警察官慰霊祭の開催について、慰霊祭次第、行動要領等の説明があった。

警察署長会議の開催について

警察から、警察署長会議の開催について、会議次第等の説明があり、審議の上、決裁した。