令和8年1月29日(木)公安委員会定例会
令和8年1月29日(木)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。
定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。
- 令和7年中の犯罪情勢等について
先日(1月22日)の定例会で、県内における令和7年中の刑法犯の認知状況や検挙状況、交通事故の発生状況について報告を受けました。
刑法犯については、粗暴犯や知能犯が増加する中、特に、ニセ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺が認知件数、被害額ともに前年を上回り、引き続き、これら犯罪の抑止に向けた更なる取組が必要と感じたところです。
交通事故については、人身交通事故の発生件数は12年連続で減少しており、各種取組による一定の成果がみられたのではないかと感じています。
令和8年も、県民の期待と信頼に応えるべく、事件・事故の発生状況を踏まえた効果的な各種対策の推進をよろしくお願いします。 - 教育委員会委員との意見交換について
先日(1月22日)、教育委員会委員の皆さんと、少年問題等について共通認識を持つことを目的として、意見交換を行いました。
「SNS問題の対策」と「自転車乗車時のマナーアップ及びヘルメット着用促進」をテーマとし、それぞれの担当者を交えて、学校におけるSNS利用に伴うトラブル増加の状況等について共有され、県警察から、学校におけるトラブルの際の県警察との更なる連携促進について提案するなど、有意義なものであったと思います。
今後も、子供たちの安全・安心を確保するため、関係機関と連携し、共通認識や問題意識を持ちながら、各種活動の推進を図っていただくよう、よろしくお願いします。
報告事項
苦情の取扱状況(令和7年11月中)について
警察から、苦情の取扱状況(令和7年11月中)について、受理件数、苦情内容等の説明があった。
委員から、「苦情の取扱状況(令和7年11月中)について承知した。」、「引き続き、適正な取調べを実施していただきたい。」旨の発言があった。
監察業務報告(令和7年10~12月)について
警察から、監察業務報告(令和7年10~12月)について説明があった。
委員から、「相談しやすい職場環境を構築することが大切である。」、「きちんと意思疎通を行い、理解し合える環境を構築していただきたい。」、「引き続き、ワークライフバランスにも配意していただきたい。」、「本日、初任科生の卒業式が行われた。先輩職員には、若手職員から後に続きたいと思ってもらえるような「姿勢」を示していただきたい。」旨の発言があった。
第12回「金融犯罪の被害撲滅に向けた関係者連携会議」の開催結果について
警察から、第12回「金融犯罪の被害撲滅に向けた関係者連携会議」の開催結果について説明があった。
委員から、「金融機関等との連携による水際対策により、詐欺被害を未然に食い止めることに繋がればと思う。」、「金融犯罪への取組については、企業ごとの取組状況を踏まえ、対策の高度化を図っていただきたい。」、「今回、12回目の関係者連携会議とのことであるが、水際対策については、被害を未然に防止した事例もあり、一定の効果が出てきていると思う。」、「詐欺被害を防止するために、企業だけでなく、県民の意識も変わるよう、引き続きの取組をお願いする。」旨の発言があった。
令和7年中における110番通報受理状況等について
警察から、令和7年中における110番通報受理状況等について説明があった。
委員から、「110番受理の実態を県民に知ってもらうことが大切である。」、「不要不急の通報が原因で本来対応すべき110番通報に迅速・的確に対応できない場合があることを、広く知ってもらうことが大切である。」「不要不急の110番を減らせるよう、各種取組を推進していただきたい。」、「外国人による110番通報も増加しており、適切な対応をお願いする。」旨の発言があった。
第51回衆議院議員総選挙違反取締本部の設置について
警察から、第51回衆議院議員総選挙違反取締本部の設置について説明があった。
委員から、「同時期に、県内地方議会の選挙も行われることから、併せてよろしくお願いする。」、「選挙応援に伴う要人警護についても、万全の体制でお願いする。」旨の発言があった。
その他
公安委員会宛て苦情の調査結果及び措置、回答について
警察から、公安委員会宛て苦情の調査結果について説明があり、審議の上、決裁した。
令和8年度組織改編について
警察から、令和8年度組織改編の概要について説明があった。
委員から、「新年度に向け、体制強化を図ることができた。」、「業務の合理化、効率化を図っていただきたい。」旨の発言があった。
元科学捜査研究所職員による不適切な取扱いに係る再発防止策について
警察から、元科学捜査研究所職員による不適切な取扱いに係る再発防止策について、科学捜査研究所における対応、全職員を対象とした措置等の説明があった。
科学捜査研究所における対応について、委員から、「外部有識者による教養が非常に有益であった旨の感想が多かったということであり、良かったと思う。」、「外部の意見が全て正しいかというとそうではない場合もあろうから、科学捜査研究所の現状や実態を十分に踏まえた上で、指導や提案を柔軟に取り入れていただきたい。」、「何よりも、科捜研職員が正しい鑑定を行うという認識を持つことが大前提であり、そのために、できる限りの策を打ち出すべきである。」旨の発言があった。
全職員を対象とした措置について、委員から、「少人数ミーティングの議論は、風通しが良く、望ましい職場環境を構築するために有効ではないか。」、「職員全員が、責任ある仕事を任されていることを認識する必要がある。」、「県警察の職員が、当たり前のことを当たり前に行うことが大切である。組織全体で、信頼回復に向け、何事も誠実に取り組むことが大切である。」旨の発言があった。
警護情勢について
警察から、警護情勢について説明があった。
委員から、「万全の体制で警備に臨んでいただきたい。」旨の発言があった。








