佐賀県公安委員会

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令和8年4月24日(金)公安委員会定例会

令和8年4月24日(金)に開催した定例会において、佐賀県警察から次の事項について報告・説明があり、これを受けて審議を行いました。

定例会議の冒頭、委員長が、以下の挨拶を行った。

  • 梅雨期前の災害対策について
    先日(4月16日)、災害警備訓練の実施について報告を受けました。
    梅雨期・台風期を迎える前に、浸水被害や土砂災害など、各種の災害に備えて、様々な訓練が予定されているものと承知しています。
    昨年中、県内では、大規模な自然災害は発生しませんでしたが、近年の気候変動の状況などを考えますと、しっかりとした事前対策は大変重要なことと思います。
    災害が発生したとき、多くの県民が、県警察を頼りにすることと思います。
    皆様には、災害時に迅速かつ的確な対応を行うために、十分な備えをしていただくようお願いします。
  • ゴールデンウィーク期間における各種対応について
    来週から、ゴールデンウィークが始まります。県内においても、人や車の流れが大きく変化するのではないかと思います。 
    皆様には、人が多く集まる行楽地での雑踏警備をはじめ、県内各地において、県民のみならず、佐賀県を訪れる多くの方々が、安全に安心して過ごしていただけるよう、改めて、各種の対応をしっかりお願いします。
    他方で、皆様をはじめ、職員の方々の心身のリフレッシュも大切なことと思います。
    期間中、事件や事故等に的確に対応いただくことは当然ですが、同時に、士気の高い組織を維持するため、できる限り、職員の休暇取得などにも十分に配慮していただくようお願いします。

決裁事項

警察職員の特別派遣について

警察から、警察職員の特別派遣について、派遣の理由、派遣人員、期間等の説明がなされ、審議の上、決裁した。
委員から、「任務内容と現地の状況を十分に把握して、任務を全うしていただきたい。」、「特別派遣においては、円滑かつ安全に任務を遂行するために、職員の十分な体調管理や資機材の点検・整備など事前準備をしっかりと行っていただきたい。」旨の発言があった。

報告事項

苦情の取扱状況(令和8年2月中)について

警察から、苦情の取扱状況(令和8年2月中)について、苦情の受理件数や苦情内容等の説明があった。
委員から、「苦情への対応においては、感情的にならずに真摯に対応し、適切かつ丁寧に説明を行っていただきたい。」、「苦情への対応に差が出ないように、職員への指導教養をしっかりと行っていただきたい。」旨の発言があった。

相談等取扱いの状況等(令和7年中)について

警察から、相談等取扱いの状況等(令和7年中)について、相談取扱件数や相談内容、相談等に係る各種取組等の説明があった。
委員から、「相談の対応においては、相談者自身のことではなく、第三者に関する相談を持ちかけられる場合があると思うが、その相談の背後には被害者がいるかもしれないので、相談の中身を聞いて、適切に対応していただきたい。」、「相談への対応については、感情的にならずに適切かつ丁寧な対応を行っていただきたい。」、「サイバー空間に関係する相談が増えるなど、専門的な知識を必要とするケースが増加しているため、相談業務に従事する職員に対しては、必要な指導教養を行っていただきたい。」、「相談業務に従事する職員の人材育成にも力を入れていただきたい。」旨の発言があった。

監察業務報告(令和8年1月~3月)について

警察から、監察業務報告(令和8年1月~3月)について、懲戒処分等の実施状況や非違事案防止対策等の説明があった。
委員から、「幹部からの指示や教養を行う場合は、職員の心にダイレクトに伝わるような工夫をして、職務倫理醸成を図っていただきたい。」、「県民の感謝の声を職員へ紹介する取組などを通じて、職員が仕事へのやりがいや達成感を実感できるように創意工夫をしていただきたい。」、「引き続き、風通しの良い職場環境づくりに努めていただきたい。」旨の発言があった。

刑法犯の認知状況(令和8年3月末)について

警察から、刑法犯の認知状況(令和8年3月末)について、全刑法犯の認知状況や本部重点犯罪等の認知状況等の説明があった。
委員から、「ニセ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺被害が増加しているとのことであり、この種の被害を防止するためには、引き続き、金融機関や自治体といった関係機関との連携の強化が重要であるので、情報を共有しながら対応していただきたい。」、「被害に遭っている方は、被害に気がつかないまま、長期間に亘って多額の被害に遭うケースがあるということであり、県民が自発的に詐欺ではないかと疑うきっかけとなるよう、印象づける広報を行っていただきたい。」旨の発言があった。

ニセ電話詐欺事件被疑者の検挙について

警察から、ニセ電話詐欺事件被疑者の検挙について、検挙部署、被疑者の人定事項、事案の概要等の説明があった。
委員から、「指示役やリクルーターといった上位組織へ捜査の手を伸ばし、最終的には首魁や中枢を摘発できるよう、捜査を進めていただきたい。」、「一つ一つの検挙が犯罪グループ全体にダメージを与えることになるので、引き続き、全容解明に向けた捜査を続けていただきたい。」、「警察庁や関係する都道府県警察と連携して、捜査を進めていただきたい。」旨の発言があった。

刑法犯等の検挙状況(令和8年3月末)について

警察から、刑法犯等の検挙状況(令和8年3月末)について、刑法犯の検挙種別ごとの検挙件数や検挙率、検挙人員のほか、警察署別の検挙状況、凶悪犯の検挙状況等の説明があった。
委員から、「ニセ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺事件については、全国警察が一丸となって対策すべき課題であり、県警察においても、警察庁や都道府県警察と連携して、この種の犯罪の検挙に力を入れて、犯罪グループの壊滅に向けた取組を進めていただきたい。」、「ニセ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺事件は、検挙することによって、その手口が多くの県民の目に止まることになり、それが被害防止にもつながっていくと思う。引き続き、検挙活動を強化していただきたい。」、「警察が各種犯罪を検挙することで、新たな犯行を防ぎ、新たな被害の防止につながることになる。県民の安全安心のため、引き続き、各種犯罪の検挙に努めていただきたい。」旨の発言があった。

交通事故の発生状況(令和8年3月末)について

警察から、交通事故の発生状況(令和8年3月末)について、交通事故発生状況の推移や都道府県別の発生状況等の説明があった。
委員から、「追突事故や出会頭の事故が多く発生している要因や状況を分析して、交通事故抑止に効果が高い交通指導取締りを実施していただきたい。」、「自転車等に対する交通反則通告制度の取締状況についても、引き続き報告していただきたい。」旨の発言があった。

その他

公安委員会宛て苦情の受理について

警察から、公安委員会宛て苦情の受理について、申出内容、申出の概要等の説明があり、審議の上、決裁した。
委員から、「公安委員会宛て苦情の受理について承知した。」、「苦情に対しては、適切に対応していだたきたい。」旨の発言があった。

公安委員会宛て苦情の調査結果について

警察から、公安委員会宛ての苦情の調査結果について説明があり、審議を行った。

審査請求の受理及び処分庁等への写しの送付について

警察から、審査請求の受理及び処分庁等への写しの送付について説明があり、審議の上、決裁した。
委員から、「所定の手続を進めていただきたい。」旨の発言があった。

佐賀県情報公開条例に基づく開示請求に対する措置について

警察から、佐賀県情報公開条例に基づく開示請求に対する措置について、請求内容や開示文書等の説明があり、審議の上、決裁した。

個人情報の保護に関する法律に基づく開示請求に対する措置について

警察から、個人情報の保護に関する法律に基づく開示請求に対する措置について、請求内容や開示文書等の説明があり、審議の上、決裁した。

「被害者手帳」の作成及び交付について

警察から、「被害者手帳」の作成及び交付について、活用目的やその内容、当面の対応等の説明があった。
委員から、「被害者手帳の作成に当たっては、佐賀県や支援団体等の関係機関と情報を共有して、被害者のニーズに応えられる内容となるように作成していだたきたい。」、「被害者手帳を見れば、各種支援制度や各種手続など必要な情報が把握できるように、しっかりと作成していただきたい。」旨の発言があった。

採用活動の強化について

警察から、採用活動の強化について、採用状況やその分析を踏まえた対策等の説明があった。
委員から、「少子化の影響などによって採用対象である若年層が減少していく中で、社会人経験者や専門スキルに特化した者を採用するといった、間口を広げる取組は今後有効になる施策であり、しっかりと取り組んでいただきたい。」、「20年、30年後の採用を見越した長期的な採用活動への取組は、後々に効果が表れることなので、継続して取り組んでいただきたい。」、「業務の多様性や福利厚生の充実等は警察組織のアドバンテージであり、大きな魅力の一つであるので、その点をしっかりとアピールして、採用活動を強化していただきたい。」旨の発言があった。

警察職員の規律違反に対する懲戒処分について

警察から、警察職員の規律違反に対する懲戒処分について、規律違反の概要、処分等の説明があった。
委員から、「警察職員の規律違反については承知した。行為自体が言語道断である。」、「時代や社会環境の変化も踏まえ、世代ごとの特性に合わせた指導を行っていただきたい。」、「しっかりと検証して、再発防止に努めていただきたい。」旨の発言があった

危険業務従事者叙勲(警察功労叙勲)受章者の決定について

警察から、危険業務従事者叙勲(警察功労叙勲)受賞者の決定について説明があった。

訴訟代理委託契約の締結について

警察から、訴訟代理委託契約の締結について、委託先、内容等の説明があり、審議の上、決裁した。

自転車の青切符の適用状況等について

警察から、自転車の青切符の適用状況等について説明があった。
委員から、「自転車等に対する交通反則制度は始まったばかりだが、継続して、自転車に関係する事故防止に努めていただきたい。」、「自転車の違反については、運転免許を持たない高校生や大学生も対象となるため、交通反則制度については丁寧に説明していただきたい。」、「高校生や大学生にとっては反則金は高額であり、自転車の危険行為などの理解が進むよう、周知徹底を図っていただきたい。」旨の発言があった。

警護情勢について

警察から、警護情勢について説明があった。

警察行政職員初任科第1期卒業式の挙行について

警察から、警察行政職員初任科第1期卒業式の挙行について、日程、卒業生、式の挙行状況等の説明があった。
委員から、「卒業生の活躍を期待している。」旨の発言があった。