犯罪経歴証明書の申請手続きについて

 犯罪経歴証明書は、海外へ渡航する際などに相手国の公的機関から、その国の法律に基づいて要求された場合にのみ発給される証明書です。

 ほかに、「無犯罪証明書」、「渡航証明書」、「Police Certificate」、「Police Clearance」などと呼ばれることもあります。

佐賀県警察で申請ができる方

 海外の公的機関から犯罪経歴証明書の提出を求められている方で、次のうちいずれかに該当する方

  1. 佐賀県に住民登録をしている方
  2. 海外に居住している方で、日本における最終の住民登録地が佐賀県にあった方 

申請受付時間

 月曜日から金曜日(土・日・祝日・年末年始の閉庁日は休み)

 午前9時~午前11時30分、午後1時~午後4時

申請場所・連絡先

 佐賀市松原1丁目1番16号

 佐賀県警察本部刑事部鑑識課指紋係

 TEL 0952-24-1111(代表)

 ※ 警察署での申請はできません。

申請に必要な書類等

 国または地域ごとに犯罪経歴証明書を発給できる要件が定められています。

 そのため国または地域ごとに必要となる書類が異なります。要求内容によっては、直ちに手続きができない場合がありますので、

 〇 要求国

 〇 要求機関

 〇 要求理由

を十分に確認し、申請日の前日までに必ず、申請者本人が上記連絡先へお問い合わせください。

 必要となる書類は、下記1~4それぞれが必要です。不足書類がある場合は、申請をお受けできない場合があります。

  1. 手数料
    犯罪経歴証明書1部につき佐賀県収入証紙 350円
    要求国、要求機関、要求理由によって犯罪経歴証明書を要求される部数が異なりますので、必要部数に応じた手数料をご用意ください。
    ※ 佐賀県警察本部では佐賀県収入証紙の取扱いはしておりませんので、事前に購入してからお越しください。
  2. 犯罪経歴証明書の必要性が確認できる公的な書類((1)、(2)どちらか1点)
    (1) 犯罪経歴証明書の提出を要求する文書(犯罪経歴証明書の提出を要求する海外の公的機関が発行した、申請者氏名及び要求理由が記載されているもの)
    (2) 要求理由に関わる申請書のコピー(犯罪経歴証明書の提出を要求する海外の公的機関(要求機関)へ提出する申請書で、記入済みのもの)
    ※ 電子データの場合は、印刷したものをお持ちください。パソコンやスマートフォン等の画面を提示されても申請をお受けすることができません。
  3. パスポート(コピーは不可)
    パスポートの更新、記載事項(氏名、本籍地等)の変更を予定している方は、先にパスポートの変更手続きを済ませてから申請にお越しください。
    ※ 戸籍上の氏名とパスポートの氏名が異なる場合は、申請をお受けすることができません。
  4. 住民登録地が確認できる身分証明書
    (1) 佐賀県に住民登録をしている方(下記のア~ウのいずれか1点)
     ア 住民票(発行から6カ月以内のもの)
     イ 住民基本台帳カード(住民票に記載された住所、氏名、生年月日と相違ない有効期限内のもの)
     ウ 在留カード、特別永住者証明書(住民票に記載された住所、氏名、生年月日と相違ない有効期限内のもの)
    (2) 海外在住で日本の最終住民登録地が佐賀県であった方(下記のア、イの両方が必要)
     ア 住民票の除票または戸籍の附票(発行から6カ月以内のもの)
     イ 現住所(外国の住所)が確認できる書類(例:外国の運転免許証、公的機関発行の本人宛の郵便物等) 

申請時の注意点

  • 申請の際に指紋を採取しますので、必ず申請者本人が申請に来てください。
  • 犯罪経歴証明書は5か国語(日本語、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語)で併記し、封緘した状態で交付します。
  • 犯罪経歴証明書は、国(地域)、要求理由によって必要となる書類が異なります。申請を受理した場合でも、その後の審査段階において、追加の書類等が必要となる場合があります。追加の書類等をご準備いただけない場合は、発給できない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
  • 現在、海外に居住している方で、現地の日本大使館等において申請された場合は、同じ申請を日本で行うことはできません。

犯罪経歴証明書の受け取り

 申請からおおむね1週間でお渡しします(休日や混雑等の状況で1週間以上かかる場合もありますので、あらかじめご了承ください。)。

 犯罪経歴証明書の郵送は行っておりません。原則、申請者本人へのお渡しとなります。

※ 代理受領を希望される方は、委任状をお渡ししますので、申請時にお申し出ください。


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