危険!薬物乱用

少年の間で薬物乱用が広がっています

全国的に覚醒剤や大麻等の薬物乱用が少年にまで拡大しています。特に、大麻事犯で検挙された少年は平成26年以降増え続け、令和2年は過去最多となった前年を大幅に更新するなど、乱用の拡大が深刻化しています。

県内においては令和2年中、2人の少年が大麻事犯で検挙されています。

少年の薬物乱用防止は、家族ぐるみ、地域ぐるみで取り組んでこそ効果を発揮するものです。少年の行動に十分注意し、少年の健全育成に心がけましょう。

誘惑にだまされないようにしよう

イラスト:薬物の誘惑

 

甘い言葉・誘惑

薬物の誘いは甘い言葉がつきものです

  • ダイエットにいい…
  • 疲れがとれるよ…
  • いやなことが忘れられるよ…
  • いつでもやめられるよ…

覚醒剤は、一般的には白い粉末または無色透明の結晶で無臭です。

「エス」「スピード」「アイス」など耳ざわりのいい名前で呼ばれていますが、恐ろしい薬物です。

大麻は大麻草という植物由来の薬物で、近年は「大麻リキッド」や「大麻ワックス」などの大麻製品や大麻が含まれる食品も登場しており、注意が必要です。 

薬物への恐ろしさを認識しよう

身体への影響

薬物を乱用すると、頭痛、めまい、けいれん、妄想、幻覚等の症状が現れ、身体はボロボロになります。

薬物依存等への危険性

一回でも使用すると繰り返し欲しくなる性質があります。

薬物の量を増やさないと、次第に効かなくなる性質「耐性」があります。

依存状態になれば、自分では抜け出せなくなります。

悲惨な事件を引き起こす危険性

中毒による幻覚、妄想から、殺人、放火等の凶悪事件や事故等を引き起こす危険性があります。

暴力団に狙われる危険性

薬物の取引きの陰には、必ず暴力団が介在しています。暴力団から食い物にされないためにも、薬物には絶対手を出さないように注意しましょう。

誘われても、断る勇気を!

薬物乱用は、友達や先輩から誘われて面白そうだという好奇心や仲間はずれにされたくないからなどのきっかけから始まります。

覚醒剤がもたらす危険性をしっかり理解し、絶対に手を出さないという自覚が必要です。

 

  「NO!」と断る勇気を (718KB; PDFファイル)



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