子どもを犯罪等の被害から守るために

子供が被害者となる略取誘拐等事件が全国的に後を絶たないことから、子供をこれら被害から守るため、警察では下記の呼びかけ(被害防止指導)を行っています。

子供が誘拐などの被害に遭わないための指導事項

子供に対する呼びかけ

  1. 登下校の時には通学路を利用するなど、人通りの少ない場所では一人で行動しない。
  2. 知っている人でも親(保護者)の了解なく、ついて行かないようにする。
  3. 万一連れ去られそうになったときは、大声を出すなど抵抗して逃げる。
    • 必要に応じ、防犯ブザー、防犯ホイッスル等を携帯し、活用して助けを求める。
    • 近くの子供110番の家に逃げ込む。
  4. 見知らぬ人に声をかけられるなど危険なことがあったら、親(保護者)にすぐにそのことを話す。また、小学生になったら、危険なことがあったときは、すぐに110番通報する。

保護者、学校、教育委員会や地域住民に対する呼びかけ

  1. 子供とともに通学路の点検を実施し、必要に応じてその見直しを行い、登下校時は、多少遠回りでも人通りの多い安全な道路を通学路として利用させる。具体的に不安があるときは、集団登下校を行わせる。
  2. 学校や自宅周辺の見回りを行う。登下校時に、保護者や家族が家の外で、また、学校の教職員が校門の外で、子供を見送ったり、出迎えることだけでも警戒となる。
  3. 声かけや変質者その他不審者の出没があったときは、子供にその旨を話し、具体的な対処要領をその都度指導しておく。
イラスト:ごろうくん

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