暴力団情勢

暴力団組織

暴力団とは

「暴力団」とは、一般的には、やくざ・博徒・極道・愚連隊などと呼ばれていた不良集団等をいい、昭和30年後半ころから警察やマスコミが用いたのが一般化したものです。

暴力団の定義 

  • 「暴力団」という言葉を初めて定義したのは、平成4年3月施行の、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」(いわゆる「暴力団対策法」)です。 
    • 暴力団 ~ その団体の構成員が集団的に又は常習的に暴力的不法行為を行うことを助長する恐れのある団体をいう。
    • 暴力団員 ~ 暴力団の構成員をいう。
  • 「指定暴力団」とは、暴力団対策法で規定され、次の三つの要件を満たすものを公安委員会から指定された団体をいいます。
  1. 経済的利益を図るため、暴力を利用する集団であること。
  2. 暴力団特有の犯罪経歴を保有している構成員が一定割合以上いること。
  3. 代表者(親分)の統制の下に階層的に構成されていること。

暴力団の特質 

現在の「暴力団」の本質を表現するには、単に暴力性だけでなく、利欲性(薬物、銃器の売買や恐喝など不法な金儲け)に着目しなければなりません。

「暴力団」は不法な金儲けを暴力を用いて、しかも組織的に実行するところに本質があります。「暴力団」は、弱きを助け、強きを挫く任侠団体であるという主張は、この点で明らかに実態と反しているのです。

県内暴力団構成員等

※佐賀県内の令和6年12月末現在の暴力団構成員等は次表のとおりです。 

佐賀県内暴力団構成員
上部団体 組織数 構成員等概数
六代目山口組

1組織

20人

道仁会

7組織

110人

浪川会

7組織

50人

その他団体

1組織

30人

合計

16組織

210人

県内暴力団分布図 

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