警察官として必要な知識、技術、体力、精神力を習得します。
警察学校での生活
警察官A(大卒)は6カ月間、警察官B(大卒以外)は10カ月間警察学校に入校し、全寮制の規則正しい生活を送ります。
授業では教場での講義のほか術科や各種訓練が行われますが、スタートラインは皆同じであり、基礎から段階的に学ぶため心配はいりません。
警察学校には、佐賀県民の安全と安心のために働くと決めた、同じ志を持つ仲間がいます。
同期の仲間と切磋琢磨しながら、誇りと使命感を養い、一人前の警察官へと成長していきます。
採用時教養の流れ
警察官A 合計15カ月 |
6カ月 | 3カ月 | 2カ月 | 4カ月 |
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初任科 | 職場実習 | 初任補修科 | 実戦実習 |
警察官B 合計21カ月 |
10カ月 | 3カ月 | 3カ月 | 5カ月 |
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初任科 | 職場実習 | 初任補修科 | 実戦実習 |
警察官事務 合計1カ月 |
1カ月 |
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一般職員初任科 |
【初任科】 警察官として必要な基礎知識・技術を学びます。
【職場実習】 初任科を卒業後、佐賀県内の警察署に配属され、指導員の下で実務を学びます。
【初任補修科】 再び警察学校に入校し、専門知識・技術を総合的に学びます。
【実戦実習】 採用時教養の総仕上げとして、警察署で実務の復習を行います。
カリキュラム
法学 | 憲法、警察法、刑法、刑事訴訟法、行政法など |
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警察実務 | 警務警察、生活安全警察、地域警察、刑事警察、交通警察、警備警察など |
術科 | 逮捕術、柔道又は剣道、拳銃訓練、点検教練、救急法、体育など |
一般教養 | 職務倫理、国語、英語、手話、一般知識など |
その他 | 駅伝大会、26km耐久走、水難救助訓練、実務研修など |
休日・休暇・給与など
週休2日制、夏季休暇、年末年始があります。
毎月の給与のほか、ボーナス(2回)が支給されます。
警察学校の一日
6:30 | 起床・清掃・点呼・ 運動・朝食 |
点検場に集合し、国旗掲揚をしてから朝の点呼を行います。 その後、体操とランニングで身体をほぐします。 |
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9:00 | 午前の授業開始 |
1時間80分の授業が午前中は2時限行われ、講義・実習・術科などの教養訓練を受けます。
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11:50 | 昼食・昼休み |
1時間の昼休み。 仲間と会話しながら栄養・ボリューム満点の食事をとり、午後の授業に備えます。 |
12:50 | ホームルーム・ 午後の授業開始 |
課程ごとに教場でホームルームを行い、その後、午前に引き続き、午後の授業が3時限行われます。 |
18:30 | 夕食・入浴・自由時間 | 夕食・入浴後は自由時間となり、部屋で授業の予習・復習をしたり、仲間との語らいを楽しんだりして、それぞれ自分の時間を過ごします。 |
20:30 | 自習時間 | |
22:10 | 点呼 | |
23:00 | 消灯 |
「正しく、強く、思いやりを持った警察官になるため」に必要な知識と技術の習得
1時間80分の授業では、一般教養から専門知識まで幅広く学び、警察官に必要な知識と技術を習得します。
柔道・剣道、逮捕術の術科訓練や体力錬成などを実施し、強靭な体力と精神力を身に付けます。
年間スケジュール
8月
8月中旬 夏季休暇
8月下旬
水難訓練
二輪初級検定・卒業試験
中間試験
教官・学生からのメッセージ
誇りと使命感を持った警察官に
【教官から】
警察学校では、円満な良識と幅広い知識を兼ね備えた正義感あふれる力強い警察官を養成するため、厳しい中にも愛情をもって、誠心誠意、全力で学生と向き合っています。
「県民の安全安心を守りたい」という熱い思いを持った皆さんの入校を待っています。
平成20年採用 教官
【学生から】
警察学校では、誇りと使命感を持って県民の安全安心を守る一人前の警察官になれるよう、勉学や体力錬成に努めています。
教官からの厳しくも愛のあるご指導の下、同じ目標へ向かう同期生と一致団結し、日々充実した学生生活を送っています。
令和5年採用 学生(巡査)
警察学校では県民の信頼と期待に応えるため、勉学や体力錬成に努めています。
厳しい訓練もありますが、教官の指導の下、高い志を持った同期生と支え合いながら立派な警察官になれるよう、1日1日を大切に学生生活を送っています。
令和4年採用 学生(巡査)