FAQ

1 佐賀県警の組織について

県警の職員数はどのくらいですか。

令和2年4月現在、警察官が約1,700人、一般職員が約300人勤務しています。

県警の女性警察官はどれくらいですか。

令和2年4月現在、約180人です。交番、刑事、交通などの様々な分野で活躍しています。

警察官と警察事務の仕事はどのような内容ですか。

 警察官は、個人の生命、身体、財産の保護、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締り、その他公共の安全と秩序の維持の任務に従事します。
 警察事務の仕事は、警察署での遺失拾得などの窓口業務の他に、警察本部での人事や組織管理、会計や給与、情報管理、装備品の調達、福利厚生などの事務に従事します。

2 警察学校について

警察学校の入校期間を教えてください。

 警察官は、大卒で6カ月間、高卒など大卒以外の方は10カ月間、一般職員は、学歴を問わず1カ月間となっており、全寮制です。

学校ではどんな授業を行うのですか。

 警察官の仕事は、適正な法の執行が求められており、そのための幅広い基本的知識や専門技能を身につけます。
  具体的には、刑法や刑事手続法などの法学や、職務遂行に必要な基礎知識を学ぶとともに、柔道、剣道、逮捕術及び拳銃操法といった犯人逮捕のために必要な体力技術等を身につける授業が行われます。

柔道や剣道の経験がありませんが大丈夫ですか。

 大丈夫です。柔道、剣道とも未経験者が多く基礎から訓練を始めます。卒業する頃には、初段を取得できるくらいに上達できます。

入校前に取得する必要のある資格はありますか。

 警察学校卒業後の交番勤務では、普通自動二輪や普通自動車を運転する必要が生じます。警察学校入校中に自動車学校に通う場合、課外の時間を利用して取得することになりますので、課外の自由時間等が削られることになります。免許を持っていない方は、入校前に普通自動二輪や普通自動車の運転免許を取得して入校いただくことをお勧めします。

警察学校の生活は厳しいですか。

 警察官は、犯人を制圧するための武道や法律などの知識をはじめ、警察官としての心構えなどを学ぶ必要がありますので、決して易しいものではありません。
 しかし、志を同じくするたくさんの仲間と寝食住を共にし、警察官としてはもちろんのこと、社会人としても大きくスキルアップすることができます。

3 仕事について

希望の部署を選ぶことはできますか。

 警察官は、警察学校卒業後交番で勤務し、警察業務の基礎を学び経験を積みます。
 そこで、本人の希望や適性などを考慮して、刑事や白バイ乗務員などの専門分野へ進む機会が与えられます。
 必ずしも全員が希望の部署で勤務することはできませんが、年に1度、希望部署の調査が行われています。

特技、資格を仕事に活かすことはできますか。

 警察の仕事は多種多様であるため、あなたの持つ専門的な知識や能力を活かす場がたくさんあります。また、警察では、複雑・多様化する犯罪に対応するために、専門的な知識を持つ人や特殊技能を持つ人などを広く求めています。

A区分採用とB区分採用で何か違いはありますか。

 採用時教養期間(警察学校の入校期間等)の長短の差はありますが、勤務内容に違いはありません。また、B区分の採用(高卒の新卒)後の4年間の勤務年数と、A区分受験者の大学4年間の学業が同一の経験年数に換算される(最短で警部に昇任可能な年齢は、A・B共に34歳です。)など、昇任や給与については一定の経験年数で同一となり、採用区分による差はありません。

4 採用試験について

警察官の採用試験の内容はどのようなものですか。

 一次試験は五肢択一式による教養試験(50問)、体力試験(腕立て伏せ、上体起こし、立ち幅跳び、時間往復走)、身体検査等を行います。
 二次試験は論文・作文試験、面接試験を行います。
 採用試験の内容は変更になる場合がありますので、各試験案内を御確認ください。

警察事務の採用試験の内容はどのようなものですか。

 一次試験は五肢択一式による教養試験(50問)、専門試験(40問・専門試験は大学卒業程度のみ)、論文(作文)試験を行います。
 二次試験は、面接試験を行います。
 警察事務の採用試験は、佐賀県人事委員会事務局が実施しています。採用試験の内容は変更になる場合がありますので、各試験案内を御確認ください。

資格加点制度とは何ですか。

 武道(柔道、剣道)、語学(英検、TOEIC)、簿記、情報処理の資格を持つ受験者に対して、第一次試験の点数に最高10点まで加点措置を行うものです。
 資格加点を申請される方は、受験申込書の資格加点欄に申請する資格を記入し、第一次試験受験時に資格を証明する資料の写しを持参する必要があります。